ドイツマイスターフロリストになるまでの回想日記・ヨーロッパ旅行をメインにマイスタリンの珍道中

マイセン

マイセンと言えばマイセン!? 磁器マイセンがつくられているところです。

SDの残りが少なくなって・・むやみに写真が撮れなくなってきたので町並みは写してませんが、エレべ川を挟み、古い家並みが残る石畳の道がすてきな小さな町です。

さて、この細い古い道を抜けてどこへ行くかというと。。。

アルブレヒト城。大聖堂と隣に並び、丘の上からマイセンの街を見おろしています。

お城から少しくるくるまわってみる。。。 

お城の裏側(だったと思う)このなんてことない建物&窓ですが、ここにマイセン(西洋白磁)を発明?した人が幽閉されていたのです。

1709年に、ヨーロッパではじめて白色磁器の製造に成功したのが、マイセンの宮廷錬金術師。この技術はヨーロッパ中でもてはやされ莫大な富を生み出すことになる。この富の元といえばマイセン焼を作り出す技術と人。そのため製造の技術を守るために、マイセンを生み出した錬金術師は城に幽閉?軟禁?され人生の自由を奪われてしまいます。

世界の高級磁器マイセン。こんな歴史があったのかと思うと複雑です。。

ちなみに、西洋では初めての白磁がマイセンでしたけど、東洋ではとっくに白磁は使われていて、東洋でしかつくれなかった白磁のマネをしたのが西洋白磁です。

東洋のマネをした西洋のモノを苦労して買う東洋人。mmmなんか複雑。

とはいっても、マイセン磁器工場を見学するととても素敵です。ドイツ人は自分の仕事へのプロ意識がつちかわれているので(教育がそうなってる)マイセンの職人技をみていると本当に気持ちがいいです。だからこそ世界のマイセンになりえたんでしょうね。

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